牛ホホ肉の赤ワイン煮込み
最初に働いたお店のシェフが作っていた牛ホホ肉の赤ワイン煮込みを食べて感動して、いつか自分もこういうフランス料理が作りたい。そんなことを考えていた20代。25歳の時に初めて自分で作った牛ホホ肉の赤ワイン煮込みをお客様に出しました。あれから13年。作り方を試行錯誤しながら作ってきました。
今現在レストランヴァンセットで牛ホホ肉の赤ワイン煮込みはとても人気のある料理になりました。今のヴァンセットの牛ホホ肉の赤ワイン煮込みの作り方は。
牛ホホ肉を赤ワインと香味野菜(タマネギ、人参、セロリ、)を1センチ角に切ったものと一緒に漬け込みます。最初の頃は赤ワインだけでマリネしていましたが、結局オーソドックスなこの方法に戻りました。一日たったら上下肉を入れ替えてまた1日おきます。
2日目に赤ワインの中から肉を取り出しペーパータオルでみずけを切って、小麦粉をまぶします。熱くした鍋に油を多めに引いてそこににくを入れて、香ばしい香りが出て、しっかりとした焼き色がつくまで焼きます。肉を焼いた鍋で香味野菜を炒めます。
この鍋に新たに赤ワインを加えてアルコールを飛ばします。
肉をつけていた赤ワインは鍋に入れて沸かしアクを取り除きます。
別の鍋に牛ホホを入れます。
野菜を加えて、沸かした赤ワインとローリエを入れてフツフツと静かに煮込んで行きます。途中あくをていねいに取りながら、4時間〜5時間。かなぐしを刺してスッとささるのを確認して煮込み終了。このまま煮汁につけたまま1日置いて、もう一度沸かしたら鉄板の上に肉を取り出します。赤ワインの煮汁は少し煮詰めます。
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